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セドナ、愛のコラム

過去の不幸を拭い去る!
インナーチャイルドを癒すメリット

2022.03.01

インナーチャイルド

インナーチャイルドとは、自分の心に中にいる子どもです。幼少期に負った痛みによりインナーチャイルドが傷ついていると、すべてにおいてネガティブな思考を持ってしまい、思い通りに事が進まず生きづらい人生を歩む恐れがあります。インナーチャイルドを癒すメリットを中心に、傷つく原因や癒し方を紹介しましょう。幼少期につらい経験をしてきた人や人生が生きづらいと感じる人は、インナーチャイルドが傷ついている可能性があるのでチェックしてみましょう。

インナーチャイルドとは?

インナーチャイルドとは「心の内にいる子どもの自分」。現在の感情や心境、本当の自分を幼少期の自分に置き換えた「空想の子供」を表します。人格が形成される3歳~10歳頃の出来事で、親に愛されなかった体験やつらい環境を経験すると、トラウマとなりインナーチャイルドが傷つくのです。消えない傷を抱えることで、後の人生において生きづらさを感じやすくなってしまいます。

インナーチャイルドが傷つく原因

インナーチャイルドが傷つく原因は愛情不足と周囲の環境です。特に家庭の愛情不足は深刻で、無条件で愛してくれるはずの両親や唯一味方の家族から理不尽な言葉を浴びせられると、よりどころがなくなり感情を閉ざしてしまいます。さらに誰からも愛されない自分に対して存在価値がわからなくなり、自信を喪失してしまうのです。

愛情不足のほかには周囲の環境が影響します。自制を強いられる不自由な環境や、何をしても満足感を得られないストレスフルな状況に置かれると自己肯定感が下がります。幼少期から思春期は人格の基盤を形成するため、歳を重ねれば自然と治るものではないのです。

インナーチャイルドの癒し方

幼少期の自分を褒める

インナーチャイルドを癒すとは幼少期の痛みを取り除くことです。セルフでインナーチャイルドを癒すには昔の自分を褒めましょう。用意するものは紙とペンだけ。インナーチャイルドに向けてポジティブな言葉をかけてあげるのです。例えば、「あなたはかわいいよ」「あなたの頑張りを知っているよ」という具合に幼少期にかけてほしかった言葉を書き出すだけ。幼少期の自分を認めることで現在の自分を救うのです。

誘導瞑想を応用する

ヒーラーが行う癒し方は誘導瞑想といい、ヒーラーの質問に答えながら幼少期の記憶を辿り、過去の自分に優しい言葉をかけて癒す方法です。この誘導瞑想を応用して、自問自答しながら幼少期の自分に話しかけてみましょう。紙に書く方法より難易度は上がりますが、その分インナーチャイルドとじっくり向き合えるため改善の期待ができるでしょう。

まず、目を閉じてどんな風景が広がっているのか自分と対話をします。記憶がつらい幼少期に近づくとネガティブな感情が強くなり、鮮明に記憶が思い起こされるでしょう。例えば、過去に学校でいじめに遭っていたなら、いじめられている自分が俯瞰で映し出されるかもしれません。その時の自分へ「あなたは悪くないよ」「やり返さないあなたはえらい」と優しく褒めてあげましょう。何度も繰り返し行うと当時の感情が癒されるだけでなく、俯瞰で自分を理解できるようになるのです。

インナーチャイルドを癒すメリットとは

生きやすくなる

インナーチャイルドが傷ついていると、いつまでも苦しい過去に囚われた人生になります。過去を引きずるとネガティブな感情が増幅するだけにとどまらず、未来のチャンスに気づけず幸福をとり逃してしまうでしょう。インナーチャイルドを癒すと抑圧された感情や周囲から受けた痛みから解放されて、未来志向へと体質が切り替わる効果が期待できます。本来のエネルギーや能力を発揮できると生きやすくなり順風満帆な生活を送れるのです。

負の連鎖を止められる

インナーチャイルドを癒すのは自分の傷を和らげるためですが、同時に自分の子どもを守る行為でもあります。幼少期の古傷を抱えている大人をアダルトチルドレンは、親になると幼少期に受けたつらい体験を子どもへ繰り返す傾向があるのです。つまり、どこかで歯止めをかけない限り永遠と負の連鎖が続いてしまいます。インナーチャイルドを癒せば歪んだ憎悪やコンプレックスが解消されて、子どもに深い愛情を持てるようになるでしょう。

自信を取り戻せる

インナーチャイルドが傷つく原因は様々ありますが、人格を否定する言動を受けると自信を喪失し自己を卑下するようになります。もちろん自分を卑下する人が他人から愛されるわけがなく、大人になっても常に周囲から見下されてしまうでしょう。過去の自分を見つめ直す過程で、改めて「自分の生き方は正しい」と思えると自尊心が高まり自信が持てます。すると、自分の意思で生きる尊さに気づき、周囲の顔色を見て行動するといった自制がなくなり自由が手に入るでしょう。

他人に振り回されない

過去に比較され否定され続けていると、自信がなくなり周囲の意見を優先してしまいます。例えば服を購入するたびに母親から「この服はあなたに似合わないわ」と否定されると「私はセンスがない」と思い始め、次第に「親の言うことを聞かなければいけない」「私は服を買ってはいけない」とネガティブ思考に陥り、終いには自我がなくなります。すると事あるごとに他人に意見を求めたり、周囲の意見を鵜呑みにしたりと他人中心になってしまうのです。インナーチャイルドに対して「母親とは好みが違うから仕方がない」「母親の嫉妬だったのだろう」と楽観的な言葉をかけると、他人と境界線を引けるようになりパーソナルスペースが守られます。すると、周囲の意見が気にならなくなり、他人に振り回されることがなくなります。

インナーチャイルドを癒す注意点

インナーチャイルドを癒やすと自信が持てる、生きやすくなる、自分を大切にできるなどメリットが多分にあります。人生が不幸だと感じる場合は治癒をおすすめしますが、インナーチャイルドを癒す上で1点だけ注意点あります。それは心が不安定なときには行わないこと。過去のつらい経験はできれば思い起こしたくないと考える人が大半でしょう。心が不安定なときに治療を試みると精神的に負荷がかかって感情が荒ぶる恐れがあります。心身の健康を鑑みて無理せず向き合うことが重要です。

インナーチャイルドを癒すメリットは大きい

幼少期の自分を癒す行為は現在の自分を認めてあげる行為でもあります。そして、インナーチャイルドを癒すと過去の呪縛から解放されるのが何より大きなメリットです。現在のつらい状況を過去のせいにして生きていると、いつまでも充実感を得られず不幸から抜け出せません。過去の不幸を現在に持ち越さないよう早めにケアをしましょう。

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