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セドナ、愛のコラム

スピリチュアルにひも解く
人生の苦難は何のためにあるのか?

2021.12.22

スピリチュアル

「どうしてわたしだけ、こんな苦労をしなければならないの?」人生には、このように運命を呪いたくなる瞬間もあることでしょう。しかし、人生には何ひとつムダなことは起こらず、すべてが必然。苦難に遭遇することにもスピリチュアルな意味があるのです。

苦難は魂の成長のために、自ら望んで組み込んでいる

霊界において、魂はつねに向上することを望んでいます。渇望と言ってよいほど、魂の向上を求めているのです。そのため、地上に転生するにあたり、自ら魂の成長が望めるような人生の筋書きをつくり、そこに障害物としての苦難を散りばめます。

前世で上流階級に生まれ、社会的地位が高かった場合、今度は一般的な庶民に生まれ、庶民の暮らしを体験し、前回鍛えることができなかった側面を鍛えようとするもの。ただし、地上でお母さんのお腹に宿った段階でそのことをすっかり忘れて、生まれてからは怠けること、楽をすることを望むようになってしまうのです。

しかし、とにかく自分で立てた計画なので、苦難ときちんと向き合って、魂を成長させることが求められます。

苦難は悪しきカルマを解消するためにもある

わたしたちは過去世における霊的によくない行いが元で、多くの悪しきカルマを背負っています。加えて、現世においても、霊的によくない行いから新たに悪しきカルマをつくってしまうのです。

過去世における、「悪しき傾き」をわざと残しておき、現世ではそれに負けずにクリアしようと試みる側面もあります。現世でもあらたに悪しきカルマをつくってしまうと、できるだけ現世で解消しようとするため、既存の計画にプラスされ、苦難が押し寄せて来ることもめずらしくありません。

苦難は創造主→守護霊からの警告・ギフトでもあることも

創造主が、「このままでは、魂の成長の計画達成に支障が出る」と危惧した場合、守護霊さまを通して警告が与えられることがあります。たとえば、一度で試験に受かると、調子にのって後々肝心なところでつまずくことが予想された場合、創造主は落ちるように導き、気を引き締めてことにあたる大切さを教えてくださるのです。

再度受験し、ようやく合格を手にすることで、要領よく切り抜けるだけでなく、真摯に努力を重ねることの大切さを知ります。苦難はときに、神さまからのギフトでもあるのです。

苦難を単にイヤなできごと、ムダな回り道と捉えると、最悪は苦難から逃げることばかり考えるようになってしまいます。上記のようなスピリチュアルな意味をしっかりと理解することで、正面から立ち向かう勇気が生まれてくるもの。そして、飲み込みの早い方である場合、現世のうちに、「あのとき、逃げずに戦ったおかげでいまがある」と思えることでしょう。

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