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スピリチュアルワード

「正しく強く生きるとは、銀河系を自らの中に意識してこれに応じていくことである。」

宮沢賢治

宮沢賢治(1896-1933)

「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」などの幻想的な童話と詩で知られる宮沢賢治。実は、霊視能力を持っていたと言われていて、ときにその表現は向こう側の風景を忠実に表現しているように感じさせられます。宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」は、霊視して見たことをそのまま書いたと噂され、もしかしたら、霊界のお話しを書いていたのかもしれません。また、宮沢賢治は日常的に霊が見えていて、とても苦しんでいたと言われています。自分の身に起こっている不可思議な現象をどうにかして解明しようとも思っていたようでした。親交が深かった森荘已池氏に会う度に霊的な話をしていたといわれています。(詳しくは原啓善氏著『宮沢賢治の霊の世界』にて)

宮沢賢治に限らず、作家はつねに異次元の世界や存在に深い関心を持っていて、四六時中そのことばかり考えている時もあります。そんな状態が続くと、特別な修行を積まなくても霊能力に目覚めることが多々あるのです。しかし、それを霊能力と自覚できずに自殺など悲劇的な結末を迎えてしまう作家も少なくありません。

その点、宮沢賢治は肯定的にスピリチュアルな世界を受け入れ、破滅的な道を進むことはありませんでした。自分にしか見ることが出来ない世界、霊界の存在を知らせようとしていたのです。童話や詩という形に変えて。

宮沢賢治は一人一人の意識が集まり宇宙に進化すると考えていました。人間の想念が世界を創造することを理解していたのです。ただの童話作家ではなく、スピリチュアルな示唆をたくさんしていた思想家でもあったのです。

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