セドナ、愛のコラム
セドナ占い師が贈る、至極のコラム
「縁がある人」の「縁」とは？
よく、この人とは縁がある、縁がないという言い方がされることがありますが、この「縁」とはどういう意味なのでしょうか。よく、会話の中で、「縁がありますね」といわれることがあります。この場合の縁は、少しコミカルに縁というものを表現しています。というのも、昔から、男女の縁というものは、どこでどう結ばれるかは分からないもので、とても不思議なものだと思われていたからです。
傍から見れば、「なんでこの人とこの人が？！」と疑問に思うカップルはたくさんいます。しかし実際、当人たちも訳も分からず、ただ縁があって一緒にいるだけということも多いのです。このように、縁というのは、一般的には、思いもよらず、人と人とが結ばれるときに使う言葉でした。人智を超えたところで、人と人とを結びつけるもの。それが「縁」なのです。
ソウルメイトとしての「縁」
しかしこの縁の不思議さをコミカルに捉えるのは、少々時代遅れかもしれません。真の意味で捉えるならば、縁を「ソウルメイト」と言い換えることができます。ソウルメイトというのは、互いの魂の課題に関わる関係のことをいいます。人は生まれる前に前世での人生を送り、魂がまた、この世に生を受けて生まれてきたといわれています。
その前世で残したカルマ、自分の課題をクリアすべく、この世に再び生を受けたという考え方があります。ソウルメイトは、まさにその自分の魂の課題をクリアするために、共に成長するために存在する相手ということができるのです。このソウルメイトも、まさしく縁がある人であり、縁の中でも、とても強い縁でつながれている相手だといえるでしょう。
縁がある人と一緒にいるとどういう感じがする？
このような人智を超えた、自分の人生の課題を共に苦しみながら乗り越えていくべき相手。それが、縁のある人なら、その人と一緒にいるとどのような感じがするものなのでしょうか。
きっと気になる方も多いでしょう。
よくいわれるのは、コミュニケーションがとてもスムーズに行き、心地良いということ。自分の幼少の頃の話から、家族のこと、人には言いづらいことまで、素直に話すことができる相手。それが縁のある相手の大まかな目安となるでしょう。細かいことをいえば、会話のテンポ、間、相槌を打つタイミングまでしっくりくるような、そんなコミュニケーションの取れる相手ともいえるかもしれません。
また、「本当はこういう人は嫌いなのに、この人だけはなぜか許せる」といったこともあるようです。例えば、痩せている人はどうもきつい印象があって苦手だと思っていたのに、縁のある人の場合、まったく気にならないというものです。縁のある人に対して、こういう現象が起きるのは、自分と相手の魂がシンクロナイズしているからだといわれています。
縁がある人とは、どうやって出逢えるの？
縁がある人とはどのように出逢えるものなのでしょうか。縁は、つながれるものではなく、自分でつなぐものだといわれています。自分が運命の人との縁をつなぎたい、そういう人と巡り逢いたいと強く思えば、真に出逢いたい人を引き寄せることもできるのです。特に、「相手の幸せを願う想い」を持つようにすると、より良縁を引き寄せやすくなるといわれています。どんどん出逢いの運気が上がっていくのです。今、自分を取り巻くすべての人に対して、幸せを願ってください。
友人、家族、会社の同僚・上司。それぞれを思いやる心を持つのです。そして、彼らにとって一番の幸せを、自分ができるかぎり与えてあげてください。そうすると、巡り巡って良い出逢いが訪れるのです。 急がば回れとはこのことです。霊能者に依頼して縁を引き寄せてもらうこともできますが、自分がその縁に対してどれだけ真剣に、大事に思っているかによっても、引き寄せられる縁というものは、変わってくるでしょう。
